ドローインはお腹周りをスッキリさせるシンプルな体幹トレーニング
正月太りに自粛生活が重なってポッコリお腹になっていませんか?
ダイエットしたい、痩せたいと思っている方は多いと思いますが、ただ体重を落とすのがダイエットではありません。
体重の数字が減ればいいのではなく、全体的に引き締まった、バランスの良いボディラインを作ることが大事です。
そこで、ぽっこりお腹もスッキリ!姿勢も良くなってボディラインも整う、ドローインを取り入れてみませんか。
特別な技術もいらず、運動が苦手な人でも手軽にできる、ドローインの効果と正しいやり方について解説します。初めての方は是非参考にしてください。
正しいやり方を守らないと効果が出ないばかりか、腰を痛めてしまうこともあるので注意しましょう。
体幹トレーニングは筋トレとは違うの?
ドローインは体幹トレーニングのひとつです。詳しいやり方を説明する前に、まず体幹トレーニングとはどのようなものかお話しします。
体幹とは、大きくいうと「胴体」。背骨を中心として、
・胸
・背中
・腰
・お尻
までの広い範囲を体幹といいます。
しかし「体幹トレーニング」という言葉を使う場合は、もう少し狭い意味の体幹を表しています。
内臓を包んでいる「お腹周りの筋肉」を体幹といい、インナーマッスル、ローカル筋などと呼ばれることもあります。
身体の内側を鍛える
内臓の周りにある筋肉を鍛えることが体幹トレーニング。具体的にいうと、このような筋肉を鍛えます。
・内腹斜筋(ないふくしゃきん)
お腹の横、斜めにあり、外腹斜筋のさらに内側にある筋肉
・腹横筋(ふくおうきん)
・多裂筋(たれつきん)
背骨に沿って走る、腰から首まで伸びている筋肉
・骨盤底筋(こつばんていきん)
お腹の臓器を支える筋肉、靭帯
内腹斜筋以外の4つの筋肉をまとめて「インナーユニット」と呼ぶこともあり、正しい姿勢を保ったり呼吸を安定させるために役立つ筋肉です。
表からは見えにくく、普段意識することも少ない筋肉ですが、これらが衰えてくるとお腹がぽっこりでたり、腰痛の原因にもなるのです。
普通の筋トレではなかなか鍛えられないため、あえて体幹を鍛えるためのエクササイズやトレーニングを取り入れていく必要があります。
ドローインとはどんなトレーニング?
では今回ご紹介する「ドローイン」とはどのようなトレーニングなのでしょうか。
ひと言でいうと、「お腹をへこませたまま呼吸をする」というエクササイズです。
特別な技術は必要ありませんし、運動が苦手な人でも出来ますから安心してください。
腹横筋、腹斜筋を中心にお腹周りの筋肉を効率的に鍛え、ぽっこりお腹も解消していきます。
インナーマッスルを鍛える
ドローインはお腹を引っ込めたまま呼吸をすることによって、一番奥にある腹横筋まで収縮させることが出来ます。
腹横筋を動かすことによって、その周りにある腹斜筋や骨盤底筋まで効率的に動かすことができるのです。
お腹の周りの筋肉はとても複雑な構造をしており、ひとつひとつが立つ、座るといった動作を支えています。
一般的な筋トレではなかなか鍛えることが出来ないのですが、ドローインは「呼吸」という動きを利用しながらインナーマッスルに働きかけて、身体の奥まで効率的に鍛えていくことが出来るんです。
腹筋運動との違い
腹筋を鍛えるなら、普通の腹筋運動でも良いのではないか?と思われるかもしれません。
しかし横になって頭を持ち上げる腹筋運動では、アウターマッスル(表層筋)とって、もっと浅い位置にある筋肉しか鍛えることが出来ないのです。
例えばお腹でいうと「腹直筋」です。いわゆる「シックスパック」と呼ばれる、腹筋が6つに割れた状態がありますが、あれは腹直筋を鍛えることによって出来るものなのです。
ぽっこりお腹を引っ込めたいなら、アウターマッスルだけを鍛えてもダメで、その奥にあるインナーマッスルも同時に鍛えていかないといけませんが、普通の腹筋運動ではインナーマッスルまで効果が及ばないのです。
きゅっとくびれたウエストを作りたいなら、腹直筋ではなく腹横筋を鍛えるドローインが適しているのです。
ドローインの3つのメリット
ドローインは、なんといっても簡単なことが一番のメリットでしょう。誰でも出来ますし、時間や場所を選ばずに行うことが出来るからです。
ドローインは布団の中でも仕事中に椅子に座ったままでも、どこでも出来るのが魅力。思い立った時に、いつでも出来るのです。
朝起きた時や夜寝る前に布団の中でやってもいいですし、電車の中で立ったままでもできるので、通勤時間にトレーニングが出来てしまいます。
健康やダイエットのためには適度な運動が必要なことは皆さんわかっていると思います。でも、運動そのものが苦手だと、なかなか重い腰が上がらないのではないでしょうか。
その点ドローインは、運動神経を必要としていません。運動が苦手でも嫌いでも、簡単にできるのです。
でも忙しい毎日の中で、運動する時間をあえてとるというのはとても難しいですよね。
スポーツジムに行く時間もないし、仕事から帰ってきてウォーキングに出るのは面倒くさい。
第一、ジムに通うとなると時間だけでなくお金もかかります。途中で続かなくなったらもったいないなと思うでしょう。
ドローインならいつでもどこでも出来るので、時間もお金もかかりません。続けられない理由がなくなるのです。
ドローインの5つの効果
ドローインは健康にもダイエットにも様々な色々なメリットがあります。
腹筋運動をいくら頑張ってもなかなか効果を実感できないのはアウターマッスルしか鍛えられないからだというお話をしました。
女性は特に腹筋が弱くなりがちなので、ドローインで体幹トレーニングを行うことで、効率的にインナーマッスルを鍛えてスッキリしたお腹を手に入れられますよ。
腹斜筋を意識してしっかり動かしていけば、きゅっと引き締まったウエストのくびれもできるでしょう。
猫背になると老けてみられるようになりますし、肩こりの原因になるなどいいことがありません。
ドローインで背骨を取り巻く筋肉群を鍛えることにより、天然のコルセットが出来上がります。背筋がすっと伸びて、姿勢が良くなります。
3.腰痛の予防になる
腰痛の原因は様々ですが、腹筋が弱っていることも原因のひとつだといわれます。
しかし腰が痛いと腹筋運動をするのも辛いもの。そこで、腰に負担をかけることなくできるドローインでインナーマッスルを鍛えると、腰痛が改善されると考えられています。
4.深い呼吸が出来るようになる
普通の筋トレで横隔膜を鍛えることはちょっと難しいものです。しかしドローインなら横隔膜にまでアプローチできるので、呼吸が深くなるという効果があります。
横隔膜の動きが悪いと呼吸が浅くなってしまい、疲れやすくなったり、メンタル面でも影響が出たりするといわれています。深い呼吸で酸素をたっぷり取り込むためにもドローインが役立ちます。
ドローインは短期間で劇的な体重減少は起こりません。とにかく体重さえ減ればいいという人には向いていないトレーニングです。
しかし、身体の中心を鍛えることで身体のバランスが安定し、体全体が引き締まって見えるようになります。
ただ痩せるだけでなく、姿勢を良くしてボディラインを美しくしたいという人には最適なエクササイズだといえるでしょう。
ドローインでボディラインが整う理由
お腹を引っ込めるだけなのになぜボディラインが整うのか、それは腹横筋を鍛えられるからです。
腹横筋は身体の軸を安定させるために必要な筋肉で、ここが衰えているとお腹がぽっこりするだけでなく、姿勢が崩れてしまうのです。
また、お腹を引っ込めて姿勢を良くしてみるとわかりますが、背中の筋肉もしっかり使わないとその姿勢を維持できません。
つまり、お腹を引っ込めて背筋を伸ばすという動作は、お腹だけなく背中まで鍛えられるということです。
試しに一度背筋をピンと伸ばして、これ以上は出来ない!というくらい、良い姿勢を保ってみてください。
その姿勢をどのくらい保っていられるか、1分も立っているとけっこう疲れてくると思います。
ドローインで身体の軸となる腹横筋や多裂筋を鍛えることで無理なく良い姿勢を保つことが出来るようになり、その結果、全身の筋肉を使えるようになることでボディラインが自然と整ってくるようになるのです。
今回はドローインのメリットと効果をお伝えしました。
正月太りに自粛生活が重なってポッコリお腹になっていませんか?
ダイエットしたい、痩せたいと思っている方は多いと思いますが、ただ体重を落とすのがダイエットではありません。
体重の数字が減ればいいのではなく、全体的に引き締まった、バランスの良いボディラインを作ることが大事です。
そこで、ぽっこりお腹もスッキリ!姿勢も良くなってボディラインも整う、ドローインを取り入れてみませんか。
特別な技術もいらず、運動が苦手な人でも手軽にできる、ドローインの効果と正しいやり方について解説します。初めての方は是非参考にしてください。
正しいやり方を守らないと効果が出ないばかりか、腰を痛めてしまうこともあるので注意しましょう。
体幹トレーニングは筋トレとは違うの?
ドローインは体幹トレーニングのひとつです。詳しいやり方を説明する前に、まず体幹トレーニングとはどのようなものかお話しします。
体幹とは、大きくいうと「胴体」。背骨を中心として、
・胸
・背中
・腰
・お尻
までの広い範囲を体幹といいます。
しかし「体幹トレーニング」という言葉を使う場合は、もう少し狭い意味の体幹を表しています。
内臓を包んでいる「お腹周りの筋肉」を体幹といい、インナーマッスル、ローカル筋などと呼ばれることもあります。
身体の内側を鍛える
内臓の周りにある筋肉を鍛えることが体幹トレーニング。具体的にいうと、このような筋肉を鍛えます。
・内腹斜筋(ないふくしゃきん)
お腹の横、斜めにあり、外腹斜筋のさらに内側にある筋肉
・腹横筋(ふくおうきん)
内腹斜筋のさらに奥にあり、お腹の一番奥にある筋肉
・横隔膜(おうかくまく)
胸とお腹の間にあり、呼吸に関わる筋肉・多裂筋(たれつきん)
背骨に沿って走る、腰から首まで伸びている筋肉
・骨盤底筋(こつばんていきん)
お腹の臓器を支える筋肉、靭帯
内腹斜筋以外の4つの筋肉をまとめて「インナーユニット」と呼ぶこともあり、正しい姿勢を保ったり呼吸を安定させるために役立つ筋肉です。
表からは見えにくく、普段意識することも少ない筋肉ですが、これらが衰えてくるとお腹がぽっこりでたり、腰痛の原因にもなるのです。
普通の筋トレではなかなか鍛えられないため、あえて体幹を鍛えるためのエクササイズやトレーニングを取り入れていく必要があります。
ドローインとはどんなトレーニング?
では今回ご紹介する「ドローイン」とはどのようなトレーニングなのでしょうか。
ひと言でいうと、「お腹をへこませたまま呼吸をする」というエクササイズです。
特別な技術は必要ありませんし、運動が苦手な人でも出来ますから安心してください。
腹横筋、腹斜筋を中心にお腹周りの筋肉を効率的に鍛え、ぽっこりお腹も解消していきます。
インナーマッスルを鍛える
ドローインはお腹を引っ込めたまま呼吸をすることによって、一番奥にある腹横筋まで収縮させることが出来ます。
腹横筋を動かすことによって、その周りにある腹斜筋や骨盤底筋まで効率的に動かすことができるのです。
お腹の周りの筋肉はとても複雑な構造をしており、ひとつひとつが立つ、座るといった動作を支えています。
一般的な筋トレではなかなか鍛えることが出来ないのですが、ドローインは「呼吸」という動きを利用しながらインナーマッスルに働きかけて、身体の奥まで効率的に鍛えていくことが出来るんです。
腹筋運動との違い
腹筋を鍛えるなら、普通の腹筋運動でも良いのではないか?と思われるかもしれません。
しかし横になって頭を持ち上げる腹筋運動では、アウターマッスル(表層筋)とって、もっと浅い位置にある筋肉しか鍛えることが出来ないのです。
例えばお腹でいうと「腹直筋」です。いわゆる「シックスパック」と呼ばれる、腹筋が6つに割れた状態がありますが、あれは腹直筋を鍛えることによって出来るものなのです。
ぽっこりお腹を引っ込めたいなら、アウターマッスルだけを鍛えてもダメで、その奥にあるインナーマッスルも同時に鍛えていかないといけませんが、普通の腹筋運動ではインナーマッスルまで効果が及ばないのです。
きゅっとくびれたウエストを作りたいなら、腹直筋ではなく腹横筋を鍛えるドローインが適しているのです。
ドローインの3つのメリット
ドローインは、なんといっても簡単なことが一番のメリットでしょう。誰でも出来ますし、時間や場所を選ばずに行うことが出来るからです。
1.いつでもどこでもできる
ドローインは布団の中でも仕事中に椅子に座ったままでも、どこでも出来るのが魅力。思い立った時に、いつでも出来るのです。
朝起きた時や夜寝る前に布団の中でやってもいいですし、電車の中で立ったままでもできるので、通勤時間にトレーニングが出来てしまいます。
2.誰でも出来る
健康やダイエットのためには適度な運動が必要なことは皆さんわかっていると思います。でも、運動そのものが苦手だと、なかなか重い腰が上がらないのではないでしょうか。
その点ドローインは、運動神経を必要としていません。運動が苦手でも嫌いでも、簡単にできるのです。
3.時間もお金もかからない
でも忙しい毎日の中で、運動する時間をあえてとるというのはとても難しいですよね。
スポーツジムに行く時間もないし、仕事から帰ってきてウォーキングに出るのは面倒くさい。
第一、ジムに通うとなると時間だけでなくお金もかかります。途中で続かなくなったらもったいないなと思うでしょう。
ドローインならいつでもどこでも出来るので、時間もお金もかかりません。続けられない理由がなくなるのです。
ドローインの5つの効果
ドローインは健康にもダイエットにも様々な色々なメリットがあります。
1.ぽっこりお腹が解消できる
腹筋運動をいくら頑張ってもなかなか効果を実感できないのはアウターマッスルしか鍛えられないからだというお話をしました。
女性は特に腹筋が弱くなりがちなので、ドローインで体幹トレーニングを行うことで、効率的にインナーマッスルを鍛えてスッキリしたお腹を手に入れられますよ。
腹斜筋を意識してしっかり動かしていけば、きゅっと引き締まったウエストのくびれもできるでしょう。
2.姿勢が良くなる
猫背になると老けてみられるようになりますし、肩こりの原因になるなどいいことがありません。
ドローインで背骨を取り巻く筋肉群を鍛えることにより、天然のコルセットが出来上がります。背筋がすっと伸びて、姿勢が良くなります。
3.腰痛の予防になる
腰痛の原因は様々ですが、腹筋が弱っていることも原因のひとつだといわれます。
しかし腰が痛いと腹筋運動をするのも辛いもの。そこで、腰に負担をかけることなくできるドローインでインナーマッスルを鍛えると、腰痛が改善されると考えられています。
4.深い呼吸が出来るようになる
普通の筋トレで横隔膜を鍛えることはちょっと難しいものです。しかしドローインなら横隔膜にまでアプローチできるので、呼吸が深くなるという効果があります。
横隔膜の動きが悪いと呼吸が浅くなってしまい、疲れやすくなったり、メンタル面でも影響が出たりするといわれています。深い呼吸で酸素をたっぷり取り込むためにもドローインが役立ちます。
5.ボディラインが整う
ドローインは短期間で劇的な体重減少は起こりません。とにかく体重さえ減ればいいという人には向いていないトレーニングです。
しかし、身体の中心を鍛えることで身体のバランスが安定し、体全体が引き締まって見えるようになります。
ただ痩せるだけでなく、姿勢を良くしてボディラインを美しくしたいという人には最適なエクササイズだといえるでしょう。
ドローインでボディラインが整う理由
お腹を引っ込めるだけなのになぜボディラインが整うのか、それは腹横筋を鍛えられるからです。
腹横筋は身体の軸を安定させるために必要な筋肉で、ここが衰えているとお腹がぽっこりするだけでなく、姿勢が崩れてしまうのです。
また、お腹を引っ込めて姿勢を良くしてみるとわかりますが、背中の筋肉もしっかり使わないとその姿勢を維持できません。
つまり、お腹を引っ込めて背筋を伸ばすという動作は、お腹だけなく背中まで鍛えられるということです。
試しに一度背筋をピンと伸ばして、これ以上は出来ない!というくらい、良い姿勢を保ってみてください。
その姿勢をどのくらい保っていられるか、1分も立っているとけっこう疲れてくると思います。
ドローインで身体の軸となる腹横筋や多裂筋を鍛えることで無理なく良い姿勢を保つことが出来るようになり、その結果、全身の筋肉を使えるようになることでボディラインが自然と整ってくるようになるのです。
今回はドローインのメリットと効果をお伝えしました。
これを踏まえたうえで来月は実践編といきましょう!
大阪市、阪急淡路の鍼灸整骨院(鍼灸整骨・整体・美容)
くにつぐ鍼灸整骨院
大阪市東淀川区西淡路5-17-21 ミュゼ西淡路102
http://www.kunitsugu.com/
TEL:06-7492-9762 (お気軽にお問い合わせ下さい)
くにつぐ鍼灸整骨院
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