「内臓が硬くなる」ってご存知でしたか？

人間の「内臓」は、体の中にぶら下がるような形で存在しています。骨や筋肉や、いろんな膜などに支えられるようにしてある程度決まった場所に位置しています。
逆に言うと、体の動きに合わせてある程度は動くようになっているのです。
しかし筋肉が硬くなったり姿勢が悪くなったりすると、内臓が収まるスペースが狭くなり、筋肉や膜に引っ張られるようになり内臓の動きが悪くなります。
こうなることを「内臓が硬くなる」と言います。

内臓の動きが悪くなると、体内に老廃物が溜まり、自律神経も乱れます。
・耳鳴り、車酔い
・朝、起きるのが辛い
・生理痛が重くなる
・手足がむくむ
・胃もたれ、便秘
・呼吸が浅くなる
などの体調不良が起こることがあります。

内臓を柔らかくするための運動としてはヨガが有名ですが、だれでも簡単にできる「内臓ストレッチ」をお勧めします。

１．腸を動かす「ガス抜きのポーズ」
仰向けに寝て、両手で膝を抱え、息を吐きながら太ももをお腹のほうへ引き寄せて１０秒キープする。

２．内臓を活発化させる「逆転のポーズ」
仰向けに寝て、手で床を押しながら逆立ちをするように足を床にくっつける。１０秒キープ。

できない方は壁などを使って両足を上げるような形でもOK。


３．内臓を低位置に戻す「腹式呼吸」
お腹に手を当てて、お腹をふくらませるように息を吸い、お腹をへこませるようにゆっくり息を吐く。
座ってやっても寝てやってもいいです。


「内臓を動かす」ことはダイエットにもつながります。
基礎代謝量は筋肉より内臓のほうが高い、すなわち内臓が正しく動けばカロリー消費も多くなるので、ダイエットと同時に「内臓ストレッチ」をするとより効果的です。

ただし、筋肉や骨格が硬く、姿勢がゆがんだままだと内臓ストレッチの効果も持続しません。
適度な運動や骨格矯正などの施術も重要です。
当院では骨盤矯正や美容整体も行っております。詳しくはお問い合わせください。



大阪市、阪急淡路の鍼灸整骨院（鍼灸整骨・整体・美容）
くにつぐ鍼灸整骨院
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